家でのエンタメ、今のうちに充実しときたい。
外出自粛が続き、もしかしたら強制ロックダウンも来るか…?と思われるこの時期、家でひとりでも楽しめるネタはすごく大事です。デジタルな動画とかゲームもいいですが、ついついスマホでニュースチェックが止まらなくなってる人(私か)は、エンタメくらいはアナログのほうががいいのかもしれません。
そんなわけでこの記事では、ひとりで遊べるオススメなボードゲーム・カードゲームをご紹介します。ソロプレイ専用のものから、ふたりとかファミリーでも遊べるものまでいろいろです。ボードゲームでも、Steamで遊べたりPDFでダウンロードできたりするものもあるので、宅配の人との接触も避けたい人にはこちらを。以下、前半がリアルなボードゲーム・カードゲーム、後半がデジタルなボードゲーム・カードゲームというくくりでまとめていきます。
ボードゲーム・カードゲーム
Arkham Horror: The Card Game(アーカムホラー ザ・カードゲーム)
Fantasy Flight Gamesの『Arkham Horror: The Card Game』は、H・P・ラヴクラフトのクトゥルフ神話の世界に入り込んで神秘の解明に挑むもの。かなり奥が深いので、長期間家にこもらなきゃいけないこの時期にはありがたいゲームです。
日本語化もされていて、Amazonで税込8,580円。このベースのセットだけでも3部立てのキャンペーン(シナリオ)がひとつ入っていて複数回遊べますが、拡張セットもいろいろ出ています。拡張は主に英語版のみなんですが、日本語版でも今のところ1セット発売されているので、飽きてきたらそれで味変できます。英語版の拡張はFantasy Flight GamesのWebサイトで見られます。
脱出ゲーム(『脱出:ザ・ゲーム』シリーズ、『アンロック!」シリーズ)
プレイヤーが一定時間内にパズルを完成させることで謎が解き明かされたり、部屋から脱出したりできるゲームはいろいろあります。
メジャーどころでは『脱出:ザ・ゲーム』はペンを使って書き込んだり、紙を破いたりする必要があるのに対し、『アンロック!』はスマホアプリを使うので使い切りにはならないといった違いがあります。ただし内容的に謎解きなので、どちらも1回コンプリートしたらリプレイはできない作りですが、時間を置いてプレイすれば新たな発見があるかもしれません。どちらも日本語版でいろんなバージョンが出ています。
あとは英語版ですが、シャーロック・ホームズになれる『Sherlock Holmes: Consulting Detective』もオススメされてます。
Scythe(サイズ)
『Scythe』は1920年代の大戦後の東欧という仮想世界を舞台にしていて、戦争の傷跡の残る世界を「メック」と呼ばれる兵器がうろついています。プレイヤーは資源を集め、領地を広げ、居留地を建設し、メックを立ち上げ…といったことで自分の勢力を強化していきます。
ソロモードでは、敵役になってくれるキャラクターやメックを組み合わせたオートマチックデッキを使うのですが、敵の動きがランダムで読めないので難易度が上がります。拡張も含めて日本語版が出ていて、お値段は記事翻訳時点の日本のAmazonで1万1000円弱。もっと手軽にお試ししたい人は、デジタル版がSteamで20ドル(約2,200円)です。
Nemo's War
『Nemo's War』はジュール・ヴェルヌの『海底二万里』にインスパイアされたソロプレイのボードゲームです。プレイヤーは潜水艦ノーチラス号の船長ネモとなり、巨大な海を探検して財宝を発見し、敵と戦い、世界中の不思議と遭遇します。
ロールプレイング要素が入ってストーリー性が高いので、こもりがちな今こそ人とつながってる感がほしい人にはうってつけ。『Nemo's War』は日本のAmazonで記事翻訳時点では1万1000円弱、日本語化はされてません。
『Nemo's War』を作っているVictory Point Gamesは他にもソロプレイのボードゲームをいろいろ出しているので、興味のある人はWebサイトをチェックしてみましょう。
Robinson Crusoe: Adventures on the Cursed Island
Portal Gamesの『Robinson Crusoe: Adventures on the Cursed Island』は、荒れ果てた島にたどりついたプレイヤーが、シェルターを作りつつ危険をはねのけ、連続するミッションをコンプリートしていくゲームです。ゲームには7つのシナリオがあり、それぞれ何回もリプレイできます。
日本語版はありませんが日本のAmazonで購入でき、お値段税込9,800円です。
Race for the Galaxy: The Gathering Storm
Rio Grande Gamesの『Race for the Galaxy』は、いろいろな世界や社会・技術的進歩を表すカードを使って銀河文明を構築していくゲームです。拡張セットの『The Gathering Storm』によってソロプレイが可能になり、AIの敵と戦えるようになります。
プレイするにはベースのセットと拡張の両方が必要で日本語版はなく、記事翻訳時点の日本のAmazonでは合計1万5000円ほどになります。もっとお値段的に手軽なオプションとしては、SteamにRace for the Galaxyのデジタル版があり、The Gathering Stormの拡張を含むパッケージが12ドル(約1,300円)でプレイできます。
デジタルゲーム
Knights of Pen and Paper(ナイツ オブ ペン アンド ペーパー)
『Knights of Pen and Paper』は、テーブルトークRPGのプレイヤーたちをレトロなドット絵で表現したゲームです。プレイヤーは画面の中の各プレイヤーとゲームマスターの役割を両方こなします。テーブルトークRPGの感覚とファイナルファンタジーみたいな戦闘・冒険ものの感覚が合体してる感じがします。Nintendo Switchには日本語版があって1,600円、Steamには日本語版がありませんがお値段10ドル(約1,100円)とお手頃になっています。
これと同じような系統としては、Steamで遊べる『One Deck Dungeon』があります。画面の中のカードゲームのダンジョンで財宝を集め、敵を倒し、危険なドラゴンを封じ込めるゲームです。多分RPGの一番の楽しみであるダンジョンをコンパクトに楽しめます。
Onirim(オニリム)
『Onirim』は元はカードゲームなんですが、iOSやAndroid用のデジタル版もあります。プレイヤーはカードを引いたり捨てたりしながら迷宮を通り抜け、恐ろしい悪夢から逃れ、ドアを見つけて脱出を図ります。カードの画像が美しく、手に汗握りつつ入り込んでプレイできます。デジタル版は基本無料で、アプリ内課金があります。
The Adventurer
James Chip氏作の『The Adventurer』は、ここまで紹介したゲームとはかなり毛色が違ってます。ソロプレイのRPGなんですが、あらかじめ用意された設定とかストーリーはなくて、ゲームが示すヒントを元に自分でストーリーを作っていきます。
ゲームのPDFをダウンロードしたら、日記用ノート(スマホとかPCでも)とトランプのセットを用意してスタート。トランプのカードにそれぞれ「ハートのクイーン:病気」といった意味が与えられるんですが、プレイヤーはカードを引いてその意味を自由に解釈してストーリー化し、日記に書き込んでいきます。日記にはゲームの中身だけじゃなく、リアル世界の出来事とか考えを入れてもよしとされていて、自分を振り返るツールにもなりそうです。
英語版のみですが、正味8ページくらいなのでなんとかなるのでは。価格はなくて寄付方式なので、お試しでダウンロードしてみるのもあり。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiW2h0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMC8wMy8xMi1ib2FyZC1nYW1lcy1hbmQtdGFibGV0b3AtcnBncy15b3UtY2FuLXBsYXktYWxvbmUtd2hpLmh0bWzSAV9odHRwczovL3d3dy5naXptb2RvLmpwL2FtcC8yMDIwLzAzLzEyLWJvYXJkLWdhbWVzLWFuZC10YWJsZXRvcC1ycGdzLXlvdS1jYW4tcGxheS1hbG9uZS13aGkuaHRtbA?oc=5
2020-03-29 09:03:02Z
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