※写真はイメージです。
◆国立天文台 副台長 渡部潤一さん
「ブラックホールが見えた大事件」
── この時期はどんな夜空が見られますか?
今年は5月5日(日・祝)が新月なので、月明かりのない、星を見るには最高の夜空を楽しめます。5月6日(月・振休)には、秋の星座の水瓶座がちょっと上がってきて、そこから飛び出すような流星群が見られます。この流星群は南半球では1年でもっとも活発な流星群で、北半球でも条件が良ければ1時間に20~30個の流れ星が見られるでしょう。
── 先日はブラックホールの観測が話題になりました。
ブラックホールは何でも吸い込んでしまって光も出てこないので、普通は見ることができません。でもブラックホールの周りには、吸い込まれる直前の物質があり、それが光っているんです。今回は世界中の電波望遠鏡を組み合わせて一斉に観測し、ブラックホールに落ち込む物質と、真っ暗なブラックホール本体を見ることができました。
今回我々が見たのは、M87と呼ばれるおとめ座銀河団の中の銀河です。これは我々のいる銀河系の何十倍もあるような巨大な銀河なんですが、どうもその真ん中に巨大なブラックホールがあり、そこからモノが吹き出しているということが分かっていました。...続きを読む
https://www.excite.co.jp/news/article/TokyoFm_xb2EPRgvKC/
2019-04-30 08:19:41Z
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