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あつまれ どうぶつの森のセーブ引っ越し・バックアップは年内提供。当初は始めた本体に固定 - Engadget 日本版

2月20日放送の『あつまれ どうぶつの森ダイレクト』にあわせて、任天堂がどうぶつの森独自のクラウドバックアップやデータ転送について新たな情報を公開しました。

3月20日発売のシリーズ最新作『あつまれ どうぶつの森』は、ニンテンドースイッチ本体に島のデータ(セーブデータ)を保存することで、同じ本体に登録したユーザー8人までが同じ島で遊べる仕様です。(ひとつの本体で同時にマルチプレイできるのは4人まで)

一方で、別の本体へのデータの引っ越し(移動)や、有料オンラインサービス Nintendo Switch Online の機能であるセーブデータお預かり(クラウドセーブ)には非対応。

つまり通常モデルのニンテンドースイッチと携帯用のLiteを持っている場合など、自宅ではテレビにつなげて皆で遊びやすい通常モデルで、出先では持ち歩きやすいLiteでといったように、本体を使い分けて同じデータで遊ぶことはできません。また本体を買い替えても、どうぶつの森は最初に決めた古い本体でしか遊べないことになります。

任天堂はこの点について従来、製品ページで「本体の故障・紛失・盗難に備えて、本ソフト独自の形で、セーブデータをバックアップする機能を検討しています」「Nintendo Switch Online加入者に限られます」「対応時期は未定です」としていました。

今回のニンテンドーダイレクトでは後半のFAQ部分で、ごくわずかではありますがこのバックアップ機能について言及がありました。いわく、「サーバーにバックアップしたセーブデータを復旧できるサービス」「後日提供予定」。

時期はあいかわらず未定ですが、少なくとも「検討しています」から「提供予定」になりました。またオンラインサービス Nintendo Switch Online加入必須とされていたことから当然ではあるものの、「サーバにバックアップ」する方式であることも改めて明言されました。

ダイレクトと同時に更新された製品ページFAQではこうした点について、

「Nintendo Switch Online加入者向けに、本ソフト独自の形で、セーブデータをバックアップする機能を検討しています。対応時期は年内を予定しています。対応内容や時期の詳細は、改めてご案内いたします。」と説明しています。

また別項目では、ユーザーの引っ越しやセーブデータ引っ越しに対応しない点について、

「本ソフト独自の形で、ユーザーやセーブデータを他の本体に引っ越しさせる機能を検討しています。対応時期は年内を予定しています。対応内容や時期の詳細は、改めてご案内いたします。」との回答もありました。

つまり標準の「引っ越し」や「お預かり」には対応しないものの、いずれも年内には何らかの手段で利用できることになります。

どうぶつの森

「あつまれ どうぶつの森」は任天堂の看板シリーズでありニンテンドースイッチのさらなる普及に重要な役割を持つため、特別デザインの本体同梱版も用意されます。

この同梱版は当初2月8日から予約を受け付ける予定だったものが、新型感染症の発生でニンテンドースイッチの供給が影響を受けることから、3月7日からの受付に延期していました。

数量限定版ではなく、継続的に生産・出荷するモデルではあるものの、ただでさえこれを気にスイッチデビューを考えるファンも多い人気タイトルであることや、通常版も含めて世界的にニンテンドースイッチの品薄が予想されるなかで、この特別デザインの同梱版も熾烈な獲得競争になっても不思議はありません。

もし仮に予約はできても出荷見込みがゲームの発売日3月20日よりかなり先になるとしたら、周囲が遊んでいるなかで自分は我慢するか、あるいは別のスイッチ本体で始めて、「年内予定」の独自引っ越しサービスの提供を待って乗り換えることになりそうです。

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2020-02-20 15:22:45Z
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