JAXA(宇宙航空研究開発機構)が2024年に打ち上げ予定の火星衛星探査の目的地を衛星「フォボス」に決定したことがわかった。
MMX(火星衛星探査計画)は、無人探査機で火星の2つの衛星を観測しながら、いずれかの衛星に着陸し、岩石などの試料採取をする「サンプルリターン」を目指す、世界初の計画。
JAXAは、サンプルリターンを目指す惑星に2つの衛星のうち、より火星に近い「フォボス」を選定したことがわかった。
この計画は、2024年に打ち上げ、2029年に地球帰還を予定していて、探査機「はやぶさ2」などで得られた知見を継承し、火星や太陽系の形成過程の謎の解明に挑む。
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2020-02-19 15:21:00Z
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