私のGB版テトリス最高点は、52万点です。
カスタマーサービスが充実していることで知られている任天堂が、感涙必至の「神対応」をしたと話題になっています。 95歳の女性が愛用していたゲームボーイが故障したため家族が修理を依頼したところ、「修理できずにすみません」という文面と一緒に、新品のゲームボーイ(しかも初代の)が送られてきたんだとか! いろいろびっくりですよね。とりあえず、「初代の新品をまだ持ってたの!? 」ってことに驚きです。
倉庫から初代ゲームボーイを発掘
SoraNews24によると、情報元は朝日新聞の投稿欄。とある女性が任天堂への感謝の意をつづっています。 彼女の母親は昔からゲームボーイ、それもテトリスが大好き。95歳になってもなおゲームボーイ(しかも3台目だそう)で遊んでいたのですが、ついに故障してしまいました。そして時を同じくして、持ち主自身も体調を崩してしまいます。
オリジナルのゲームボーイは2003年に製造中止となっており、彼女が地元の店を回って探してもすでに販売されておらず、修理をしてもらうこともできなかったそうです。
そんなとき、彼女の息子(95歳の女性にとっては孫)から「任天堂は神対応で有名だから、相談してみたら」というアドバイスをもらいます。それを「紙対応」と勘違いした彼女は、任天堂あてに直筆の手紙を送り、「なんとかして母にもう一度ゲームボーイを楽しませてあげたい」と頼んでみました。
任天堂のカスタマーサポートから返事が届いたのは、その1週間後のこと。そこには「初代ゲームボーイはすでに部品がなく、修理はできません」との内容が。しかし、そこに同封されていたのは、なんと新品のゲームボーイ。同社の倉庫に眠っていたのが見つかったんだとか。そして「今後、何年もお母さまがテトリスを楽しめますように」というメッセージまで添えられていたそうです。
彼女の母親は少なくともその後4年間、4代目のゲームボーイでテトリスを楽しんだのち、99歳で亡くなりました。多くの思い出や財産とともに、テトリスの高得点記録を残して天寿をまっとうされたのでしょう。
カスタマーサービスの鑑
任天堂の対応は間違いなく「神対応」であり、顧客サポート対応を委託先の外部企業に丸投げする会社ばかりではないんだな、とあらためて思いました。ただ、みんながみんな同じ対応を受けられるわけではないだろうな、とも感じます。さすがにもう倉庫にゲームボーイ残ってないかもですし。
もし、私の祖母が故障寸前のゲームボーイでテトリスにはまったとして、いよいよ寿命が来たと言ったら、同じ対応は期待できないです。
あとひと言。初代ゲームボーイ画面はわずか2万3000画素程度で、非常に見にくいですね(我々の目が鮮やかな最新機種に慣れただけかもしれませんが)。ライトの下でも見づらいほどコントラストが不明瞭です。彼女のお母様もご高齢でしたし、Switchとか、せめてニンテンドー2DS XLとか、そういう大きくて明るい画面のある後継機種のほうが使いやすかったのかな、とも思います。
なんたって、3台ものゲームボーイを愛用してくれたお客さんなんですから。今後はそういう「長年ご愛用いただいたお客さま」には、機種をアップデートしてあげるサービスもありかな、と思います。コンソール同士の互換性がないのは、企業側の都合ですし。
とはいえ、私自身も、実はテトリスラバー。しかも、ゲームボーイ版のね。3DSにもソフト入れてますよ。
あの「テン、テレテン、テテ…」っていう独特のメロディーがないと、集中できないんです。ですから、あのバカ売れした「ニンテンドークラシックミニ」みたいに、当時のルックスそのままに、スペックだけ上げてゲームボーイの名作ソフト集めた「GBクラシック」を作ってくれたら嬉しいな。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiM2h0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvMjAyMC8wMi9jbGFzc2ljLWdhbWVib3kuaHRtbNIBN2h0dHBzOi8vd3d3Lmdpem1vZG8uanAvYW1wLzIwMjAvMDIvY2xhc3NpYy1nYW1lYm95Lmh0bWw?oc=5
2020-02-27 13:00:00Z
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