Nintendo Switchと段ボールを組み合わせて新しい遊びを発明する「Nintendo Labo」で、誰でも簡単にVR(仮想現実)を楽しめる「VR Kit」が2019年4月12日に登場します。まるで本物のカメラのように構えて、VR空間の中を自由に撮影できる「カメラToy-Con」を発売にさきがけて体験する機会が得られたので、実際にどんなものなのかを触って確かめてきました。
Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit(ブイアール キット)| Nintendo Labo | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/labo/kit/vr.html
カメラToy-Conがどんな感じなのかは以下のムービーをみるとよくわかります。
カメラToy-Conの実物はこんな感じ。ちょうどカメラのグリップに当たる部分にJoy-Con(R)を装着し、中央の鏡筒に当たる部分にJoy-Con(L)を差し込みます。
背面はNintendo Switch本体を取り付けたVRゴーグルが装着できるようになっていました。
Joy-Conを装着して構えたところ。Nintendo Switch本体が取り付けられていることもあってずっしりとした重量があります。実際のレンズでズームやピントを調節できるように、鏡筒部分もちゃんと回せるようになっています。普段からカメラをよく使うGIGAZINE編集部員も実際に構えると「これはかなり本物のカメラに近い操作感なのでは?」と感心しきり。
今回は、バーチャルの海中で魚をミッション通りに撮影する「水中カメラ」を体験。さっそくゴーグルに顔をつけてみると……
こんな感じで青く透明な海が広がっていて、その中を魚たちが自由に泳いでいます。
魚がいる方向にカメラを向けて、Joy-Con(R)のボタンを押せばシャッターを切ることができます。Joy-Con(L)を差し込んだ鏡筒部分を回すとズームイン・ズームアウトが可能。また、餌をばらまいて、魚をカメラの前におびき寄せることもできました。
海の中では、自分は海面に向かって浮上するか、海の底を目指してより深く沈んでいくかのどちらかに移動できます。操作は非常に簡単で、浮かびたい時はカメラを上に向けて、沈みたい時はカメラを下に向けるだけ。底に向かえば向かうほど海の中は暗くなり、辺りを泳ぐ魚の種類もサバやマンボウからチョウチンアンコウなどの深海魚に変わります。
また、反射テープを貼り付けた付属のシュノーケルを顔に装着し、カメラToy-Conを構えている人の前に立つと、シュノーケルの動きが海の中の魚に反映されます。実際にシュノーケルをかけてカメラの前で動いてみたところ、何も知らずに海の中で魚をバシャバシャと撮りまくっている編集部員が「魚が急にこっちに来てカメラ目線を決めてきた!」と驚く場面もありました。実際にどんな感じなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。
しっかりと重量感のあるカメラを持って、バーチャルの海の中で浮かんだり沈んだりしながら魚やクラゲをバシャバシャと撮りまくると、本当にダイビングをして海の中を撮影しているような気分になり、まさに「仮想現実」を体感しているのだと実感しました。カメラToy-Conは特に難しい操作やゲーム内容はなく、ただ好きなように写真を撮るだけなのですが、「カメラを構えてシャッターを切る」という動作を行うだけで得られる臨場感はかなりのもの。これまでVRを体験したことがない人でも「VRって一体どんな感じなのか?」を十分楽しむことができます。
なお、カメラToy-Conでは「Nintendo Labo Variety Kit」の「おうちToy-Con」に出てきた変ないきものも撮影しまくれるとのことでした。
「Nintendo Labo Toy-Con 04: VR Kit」は2019年4月12日に発売予定で、以下のAmazon.co.jpから税込7591円で予約可能です。
Amazon | Nintendo Labo (ニンテンドー ラボ) Toy-Con 04: VR Kit -Switch | ゲームソフト
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https://gigazine.net/news/20190402-nintendo-labo-toy-con-vr-kit-camera/
2019-04-01 15:00:03Z
52781644988384
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