PlayStation 4(PS4)向けの「こんなゲームがあったらいいな」を叶える、ゲームを作成・共有するゲームが「Dreams Universe」です。2019年4月22日にアーリーアクセス版が数量限定で発売されたのですが、これを使って1998年にPlayStation向けに登場した「メタルギアソリッド」をリメイクしようとしているファンがいます。
A Dedicated Fan Is Remaking Metal Gear Solid In Dreams
https://kotaku.com/a-dedicated-fan-is-remaking-metal-gear-solid-in-dreams-1834703726
Dreams UniverseでメタルギアソリッドのHDリメイク版を作成しているのは、LEGOゲームシリーズを開発するTT Gamesでグローバル・コンテンツ・マネージャーを務めるBear Parkerさんを中心とした有志たち。ParkerさんらはDreams Universeを使ってメタルギアソリッドをHD画質にリメイクすることを目論んでおり、既にティーザー映像も公開しています。
Metal Gear Solid HD Remake - Teaser 2 (DREAMS) - YouTube
「ゲームプレイ映像はプレアルファ版のものであり、すべてPS4のDreams Universeで作成されたものです」
という前置きの後に流れたのが以下の映像。スネークの真上からのアングル。
壁沿いに移動するとカメラが自動でアングルを変えてくれます。
ダンボールのようなものや……
レーションをゲット。
最後は警報が鳴り響く中、エレベーターでどこかへ立ち去ってしまいました。
ひとつ前のバージョンではそもそもスネークはシルエットのみでした。
また、Parkerさんによると、Dreams Universe上で再現していたコンテナがあまりにも多くのメモリを占有してしまったため、これらをより効率的に表現するための新しいテクニックを学ぶ必要があったとのこと。
その成果が以下の通り。メモリへの負荷を下げつつ、ゲームのフィールド上に存在するオブジェクトをより良く見せることに成功しています。Parkerさんは負荷を下げるためにTwitterやMedia Moleculeといったコミュニティで情報を募ったそうで、「これらが夢のようなコミュニティであると再認識することになった」と語っています。
加えて、映像中で表現されているスネークのモデルはあくまでも仮のものであることも明かされています。Parkerさんは、「私はスカルプトが得意ではなく、また、Dreams Universeのスカルプティング作業が非常に厄介なものであるため、数日かけてモデリング作業を行ったもののキャラクターモデルが思うように制作できなかった」としています。
ただし、Parkerさんは「オリジナルのものと全く同じように見えてほしい」とのことで、ツールを用いてこれらの作業をより簡単にすることを目指しているとも語っています。
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https://gigazine.net/news/20190513-dreams-universe-remaking-metal-gear-solid/
2019-05-13 05:00:00Z
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