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リュウグウ着地可能か調査…可否は6月上旬判断 - 読売新聞

 宇宙航空研究開発機構(JAXAジャクサ)は9日、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウに作ったクレーターの周辺に着地できるかどうかの調査を、16日に行うと発表した。はやぶさ2を高度10メートルまでリュウグウに降下させ、着地の際に利用する目印を投下するほか、複数の着地候補地点の地形を分析する。着地の可否は6月上旬に判断する。

 計画では、はやぶさ2は今月15日午後0時30分頃、定位置の高度20キロ・メートルから降下を始め、16日午前11時30分頃、高度10メートルまでリュウグウに接近。クレーターから約30メートル離れた、地形の緩やかな地点に向けて、球状の目印(直径10センチ)を投下する。目印は反射光を使って、はやぶさ2の着地時に、灯台のように機体を導く役割を担う。

 リュウグウは今後、太陽に近付くため、地表面の温度が上昇していく。高温により、はやぶさ2の機能に悪影響が出ないよう、7月上旬までにリュウグウに着地して石や砂を採取する必要があるという。

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https://www.yomiuri.co.jp/science/20190509-OYT1T50255/

2019-05-09 11:30:00Z
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