地球の外の軌道を周って戻ってきました。
2018年2月6日、SpaceX(スペースX)のファルコン・ヘビー・ロケットに積まれて宇宙へと飛んでいった、Teslaのロードスターとそれに乗ったマネキン人形スターマン。ロケットのテスト用に載せただけの荷重だったにも関わらず、新車だったロードスターを宣伝する良いスタントにもなりました。
以前にイーロン・マスクがTwitterにて、「途中で爆発しなければ、何億年も深宇宙を漂うのだ」とつぶやいたロードスターとスターマンは、2091年には地球から数十万kmの地点にいる計算になっています。
軌道に乗って太陽を一周
そんな中、electrekの記事では、そのロードスターが太陽を一周したと報じています。
これは直径約140万kmの太陽をグルっと周ったのではなく、地球やその他の惑星が周回軌道を一周するのと同じように、ロードスターの周回軌道が、打ち上げ当時に地球がいた位置に戻ってきた、ということです。
打ち上げから1年6カ月で、地球より大きな軌道を戻ってきたロードスター。その速度は今、時速1,385kmという爆速で飛んでいるのです。
今はどこにいる?
たまに思い出して調べてみるとおもしろい、ロードスターの軌道シミュレーター「Where is Roadster?」によりますと、執筆時のロードスターは地球から約3億km離れた、太陽の裏側で金星と火星の間を抜けようとしていました。
2020年10月には火星とロードスターが重なり、しかも地球からも近い位置に来る予定となっています。このときにマーズ・リコネッサンス・オービターあたりがロードスターに乗ったスターマンを観測してくれたら面白いんですけどねぇ。
Source: electrek, Twitter, Where is Roadster?
https://www.gizmodo.jp/2019/08/tesla-roadster-starman-now.html
2019-08-19 13:00:00Z
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