米マイクロソフトが開発していると噂される、デュアルスクリーンを備えたSurfaceデバイス「Centaurus(ケンタウロス)」。これが、社内向けに動画で披露されたとの情報が海外にて伝えられています。
海外テックサイトのThe Vergeが計画に詳しい人物から入手したとして伝えたところによると、マイクロソフトではデバイスチームの全員に対して、新しいSurfaceとデュアルスクリーンを備えたプロトタイプデバイスの動画を公開したといいます。
以前にマイクロソフトはポケットサイズの折りたたみデバイス「Andromeda(アンドロメダ)」を開発していたとの情報がありましたが、どうやらこのプロジェクトは中止された模様。それに代わり、より大型かつ2010年頃に開発されていた「Courier(クーリエ)」に似た、Centaurusの開発が進められているのです。
Centaurusはすでに約2年間にわたって開発が進められています。またタブレットとラップトップの両方の性質を備えるデバイスになるとされ、さらにThe Vergeは、このデバイスが今後6ヶ月以内にも投入される可能性を指摘しています。
それだけでなく、CentaurusにはWindowsの軽量版かつデュアルスクリーンデバイスに最適化された未発表OS「Windows Lite」が、初めて搭載されるとの情報もあります。なお、このOSはChromebookへの対抗を狙いとして開発中。
このような2画面デバイスに取り組んでいるのはマイクロソフトだけでなく、米インテルもComputex 2019にて2画面ラップトップのプロトタイプを展示しました。さらにレノボは折りたたみ画面を搭載したラップトップのプロトタイプを披露しており、Dellも同様のデバイスの製品開発に取り組んでいると明言しています。
新フォームファクタに新OSと、Centaurusの開発のハードルはなかなか高そうです。しかし、Surfaceラインナップがさらに拡大されるのだとしたら、Windows PCにも折りたたみデバイスという新たな潮流が訪れそうです。
https://japanese.engadget.com/2019/06/04/2-surface-centaurus-ms/
2019-06-04 09:30:00Z
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